2010年09月04日 17:09
試合が終わった瞬間、引退という文字が頭に浮かんできた。
好きだったソフトボールから離れるときがきた・・・
高校でも続けたい、もっと活躍したい。
もっと練習頑張っていればよかったなぁ・・・
ちょっと待って、ソフトボールの引退はまだ先です。
中学3年生の部活引退選手向けの
新しいソフトボールクラブを紹介します。
Aさんは、7月に部活を引退した後、学習塾とソフトボールクラブに入りました。自分の課題に徹底して取り組みました。ライズの切れとコントロール、中学では投げることができなかったドロップにも挑戦しました。
練習したことを試合で試し、12.19mから13.11mに変更になった投手・捕手間の距離に対応できるピッチング方法を7ヶ月間で身につけました。
一方、Bさんは、塾の合間に中学校の部活に顔を出して練習しました。後輩のためにノックをしたり、バッティングピッチャーをしたりしていました。練習はしていましたが、技術がレベルアップするだけの練習はしていませんでした。
部活引退後の過ごし方⇒高校での差
☆週に3回ソフトボールの練習を行います。
☆週1回は高校・一般クラブチームとの練習試合を行います。
☆練習時間は平日2時間、土日祝日は3時間です。
☆練習時間に限りがあるので、効率の良い練習を行います。
☆学業、学校行事、家庭を優先に考え、クラブを行います。
☆他中学校の選手と一緒にプレーすることができます。
女子ソフトボールクラブの目的は
☆沖縄高校女子ソフトボールが全国の強豪と呼ばれるようになること
☆全国制覇できるレベルになること
☆中学引退後のブランクをなくし、100%の状態で高校入学できるようにすること
☆中学引退後の更なるソフトボール技術のレベルアップの場をつくること
☆中学校・高校の交流の場をつくること
私は2007年2月より、高校女子の指導をスタートしました。その中でやりたいことがたくさん見つかりました。沖縄高校女子ソフトが強くなるために必要なこと。全国で活躍している指導者の指導法を学ぶ必要があると思い、本土の指導者に会いに行きました。また、全国大会常連のチームの練習を見学させてもらいました。沖縄にないものがそこにはありました。
2009年から、中学生、高校生、指導者向けの講習会を始めました。常歩・ニ軸理論の小田伸牛先生、河端隆志先生からは体の使い方、才野眞先生からは守備の基礎、レベルスイング、戦略戦術について、藤原初男先生からはピッチングについて、多くのことを学びました。その一つ一つを体系化させ、沖縄の選手に伝えていこうと決意しました。
講習会で出会う選手の多くは、今以上に強くなりたい、うまくなりたい、速いボールを投げたい、ボールをもっと飛ばしたい、優勝したいと願っています。指導者の皆さんも、選手がうまくなって欲しい、強くなって欲しいと思っています。その思いを現実のものに変えるために、沖縄SUNは、中学3年生対象の女子ソフトボールクラブを設立し、ソフトボールを続け、学べる環境を創造していきます。
☐高校でソフトボールを続けたいと思っている
☐中学のソフトボールでやり残したことがある。
☐高校で私の実力で通用するか不安がある。
☐もっとソフトボールしたいけど、やる場所がない。
☐ソフトボールの勉強をしたい。
☐中学での課題を今すぐ解決したい。
☐来年4月から高校の試合に出場したい。
☐変化球を投げれるようになりたい。
☐バッティングをさらにレベルアップさせたい。
☐引退したけど、試合がしたい。
☐13.11mの距離でピッチング練習したい。
自分で頑張って練習する〔自主トレーニング〕
マイペースで練習ができることが最大のメリットです。素振りしたり、走ったり、ピッチングをやっていく場合には、個人技術のレベルアップすることは可能ですが、自分に厳しくできる人じゃないと続きません。どうしても自分に甘えがでてしまいます。更に、試合ができない、チームプレーができない、他選手との学びあいが少ないなどのデメリットがあります。
沖縄SUN女子ソフトボールクラブでは、走ったり、ピッチングしたり、バッティングはすべて実戦メニューができます。練習試合も行います。一人だと怠けてしまうところも、チームメイトやコーチがいるので、怠けることはできません。より高いレベルのプレーができる環境があります。
学校の部活で練習する〔後輩と一緒に練習〕
チームプレー、実践的なプレーができます。ただ、引退選手なので、後輩のお手伝いという形でノックを打ったり、バッティングピッチャーをしたりするでしょう。中学校での練習は、後輩のための練習なので、遠慮した状態での練習になり、自分自身のレベルアップは後回しになることが多いです。現役ではないということで、自分を甘やかすことも多くなります。
沖縄SUN女子ソフトボールクラブでは、同じ目標を持った中学3年生が集り、練習に取り組みます。モチベーションが高く、練習効率も高くなります。そして、お互いに刺激しあって練習することができます。自分のレベルアップのために遠慮なく練習することができます。高校から投手・捕手間の距離が12.19mから13.11mに変わります。約90㎝の差が、ピッチャーだけではなく、バッターにも影響を与えます。いち早く13.11mの距離に慣れ、対応できる選手が高校での成功に繋がります。
活動日 毎週火・木・土 週3回活動+月2回日曜日も活動します。
活動時間 火・木 17:00~19:00【2時間】
土・日 10:00~13:00【3時間】
※土日は練習試合中心に行ないます。
※時間は変更することがあります。
活動場所 火・木【平日】 白川球場・沖縄市営・嘉手納兼久海浜
土・日【休み祝日】 高校、中学校のグランドで練習試合
沖縄SUN女子ソフトボールクラブへ入会するための費用は
☆入会金 5,000円
1ヶ月の会費(月謝)は
☆月会費 5,000円
※会費の中には、1ヶ月の運営費として ボール、バット代などの道具類、グランド使用料なども含まれています。その他費用として、スポーツ安全保険代1,150円、帽子、Tシャツ代として7,500円が必要です。
日 時 場 所
第1回説明会 9月7日 火曜日 沖縄市コザ運動公園武道館会議室
20:00~21:30
第2回説明会 9月15日 水曜日 沖縄市コザ運動公園武道館会議室
20:00~21:30
実際に活動してみないとわかりませんよね。私たちは自信を持ってお勧めしますが、入会してみて、やっぱり合わないから辞めようと思うこともあるかもしれません。
中学3年生は受験生です。受験勉強をしなければいけません。しかし、私たちは、文武両道の本当の意味を考えています。※アメリカのある学者は「適度な有酸素運動によって、脳が活性化し、学習効果が上がる」という研究結果を発表しています。運動することで、体が健康な状態に保たれること、ストレスが軽減され、病気を防ぐ効果があることも知られています。受験勉強によってソフトボールをあきらめる行為は、沖縄のソフトボール界にマイナスの効果しかもたらさないのではないでしょうか。
沖縄SUNは、勉強も部活もともに励むことが、お互いに良い効果をもたらすことを目指して活動しています。
※〔脳を鍛えるには運動しかない〕 ジョンJ・レイティ NHK出版